クリニックに求められる働き方改革

クリニックに求められる働き方改革

最近よく聞く「働き方改革」。

自分のクリニックには、まだ関係ないと思っていませんか?
「大きい病院の話しでしょ?」
「うちはスタッフ少ないから…いずれは考えたいけど…」
私がお会いする先生方からは、そんな声を耳にします。

多くの先生は、研修医時代や病院勤務時代の経験を振り返り、その過酷さをお話くださいます。
しかし、それが、スタッフの方の労働条件のベースになってしまっていては、せっかくのスタッフが辞めてしまうという事態にも。

どの業界でも、スタッフは「権利」を主張するようになってきていて、働く場所を決める際の優先順位が変わってきています。

現在は転職する際、ハローワークだけでなく転職サイトや人材派遣会社といったものが主流になり、労働条件の比較や検討が容易にできる環境になりました。
条件を比較できることで、自身の仕事に対する考え方やモチベーションも変化、多様化しています。
以前は「医療に携わり、人の役に立ちたい」
という理由で医療機関で仕事をされる方が多かったのですが、現在では自分の「働くスタイル」(収入や家庭環境など)を重視し、適度な業務で精神的負担の少ない仕事を求める傾向が強くなっているのです。

特に顕著な変化は事務部門に見られます。

  • 「自分や家族に合った時間帯を選べて効率的に稼ぎたい」
  • 「土日や夜はできれば働きたくない」
  • 「気楽に有給休暇が取得でき、旅行や趣味を楽しみたい」

このような希望は、若い世代になるほど増加してきています。

さらに、労働基準法の「医業に関する特例措置」も少なくなってきています。
10人未満のクリニックであっても、一般企業と同じ、産休・育休などの対応が求められており、スタッフさんからの希望があれば、取得させなければなりません。

以前なら、勤務・待遇・条件などに不満を多く言うスタッフさんへは退職処置をとったり、すぐに入れ替えができましたが、人材不足の現代では、そう簡単にはいきません。

ここでひとつ、医業特有の労働環境の既成概念をリセットして、
時代に合った雇用条件・労働環境を整備していきましょう!

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