患者さん目線で考えた来院動機とは?
私は20年以上医療業界に携わっていますが、年を追うごとに開業してから軌道に乗せるまでに時間がかかるようになったと感じます。以前はクリニックの数も少なく、開業したらそれほど苦労することなく患者さんは来院しましたが、今はいかがでしょうか?
「私は、技術に自信がある。」
「前の病院では評判が高かった。」
今までの経験から自信を持って開業したものの、開業した先生から「こんなはずじゃなかった…」と聞いたことも1度や2度ではありません。夢と希望を胸に、新しいクリニックの設計・建築・内装など、建築業者との打ち合わせが進むにつれて、建築費用を多くかけすぎてしまう先生もいらっしゃいます。
- 事業計画のように患者さんが来てくれない…
- ホームページを作ったのに増患に結びつかない…
- 収入が増えていかない…
開業時の事業計画は絵に描いた餅になり、黒字になるまでに2年〜3年、勤務医時代の所得を上回るまでには5年以上かかるケースもあります。
「開業なんてしないで、勤務医を続けていればよかったな… 」
と、のちのち後悔したり悩まないようにしたいですね。競合クリニックが増え、情報が溢れる今の時代、ホームページがあるだけでは情報は埋もれてしまいます。地域ニーズや地域の患者層などを考えて、診療方針を考えることも患者さんを増やすためにはとても重要です。
地域ニーズや患者層が違うと、受診の理由にならないことが多くあります。例えば、新興住宅地域に住む若い方の多くは、ネットで口コミ情報を調べてクリニックを探します。ご高齢の方が古くから住む地域と違い、新聞広告や電柱広告もあまり効果はありません。また、オフィスの多い地域であれば、午前診療が12時までのクリニックよりも14時までやっているクリニックの方が地域ニーズにあっています。
せっかく優秀な医療技術を持ちながら資金繰りに悩む開業医の先生方のお話を、私どもは20年以上ずっと伺ってきました。増患のためには、患者さんの立場になって考えることがとても大切です。
「その患者さんが、どういう動きをし、何を必要としているのか。」
これは、患者さんが先生を選び来院する仕組み作りのためには、かかせない視点です。先生同士は医療のプロなので技術の違いやレベルの差が分かると思いますが、患者さんには理解できません。優秀な医療技術だけでは、残念ながら来院の動機にはつながらないのです。それよりも、優しくわかりやすく説明してくれるとか優しそうに見えるとか、先生の人柄の方が重要です。
クリニックを経営されていると、医療への対応・医療従事者の確保・看護師の不足・後継者育成・事業継承など…対処すべきクリニック経営の課題が山積みで、増患対策についてじっくり考える時間がないのが現状では無いでしょうか。
増患のための仕組み作りが有るのか無いのかで、クリニック経営には大きな差が出てきます。今後のクリニック経営のためにも、地域ニーズや地域の患者層などを患者さん目線で大切に考えながら、増患対策に真剣に向き合ってみませんか。
私どもアルファネットは、松本の地元を愛し
開業医の先生方の頼れるパートナーとして、
悩みやご相談に20年以上真剣に向き合ってまいりました。
「おかげさまで、患者さんが増えたよ。」
私どもにとって、これほど嬉しい言葉はありません。
実際に何度もお会いしていくうちに、かたい信頼関係が結ばれて
気づけばもう20年以上続いているお客様もたくさんおります。
今までの経験と実績を生かし、マンツーマンでじっくりとお話を伺いながら
経営状況の改善に向けて一緒に歩みを進めさせていただきます。
ぜひ、どうぞお気軽に、ご相談ください。
また、『ノウハウ小冊子』のダウンロードや、『クリニックの健康診断』も無料でご利用いただけます。
もし良ければ、今後の経営の安定にどうぞ役立てくださいませ。